PD

書く・話す

ー無理せず、ゆっくりと

パーキンソン病では、字を書くときの障害(小字症)や喋り方の障害があらわれることがあります。

ポイント① ゆっくりと大きな文字を書く

患者さんは字が小さくなる(小字症)ことがあります。白紙に一画ずつ大きく書く訓練があります。その際は、鉛筆やボールペンではなく、筆ペンや習字用の筆を用いると書きやすいです。

ポイント② 大きな声を出してみる

自宅でできる訓練「プッシング・プリング法」

パーキンソン病では声が小さくなったり、発音が不明瞭になるなどの障害も生じやすくなります。自宅でできる訓練に「プッシング・プリング法」があります。壁や腰掛けた椅子を両手で強く押しながら、「エイッ」っと力強く声を出すことでトレーニングできます。(※上図は「プッシング・プリング法」のイメージです)

ポイント③ カラオケもおすすめ

歌うことはもちろん効果的な発声練習になります。カラオケは気分転換にもなり、出かける(歩く、体を動かす)ことでリハビリにもなりますのでおすすめします。